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産婆ママの妊娠日記 Final いよいよ出産へ

2008年05月16日 スタッフ

こんにちは。新緑のまぶしい季節となり、過ごしやすくなりました。 今まで書いていた妊娠日記もとうとう最後になってしまいました。私自身、育児にようやく慣れ、心にゆとりが出来始めたので、私の出産をまとめたいと思います。

2月1日に産休に入り、のんびり過ごしていた4日間。2月4日に妊婦健診を予約していたので病院へ。何も考えないで健診を受けていたのですが、急遽2月5日にお産をすることに・・・。私にとってまさしく想定外、青天の霹靂。
産休中はあれをしよう、これをしようと考えていたので頭の中がパニック状態に。準備していた入院グッズの確認をするもままならず一人で慌てていると、主人より「しっかりしろよ・・・。」と言われる始末。悪いことは重なるもので主人は次の日から1週間休みなし。心細いまま2月5日8:40、一人で病院まで行き入院しました。

 

最初の頃はなんともなかったのですが、11時ごろには陣痛間隔が7~8分おきに。12時を過ぎたあたりから2~3分おきに。腰が痛くなり始め、座っているのがやっと。
実家の母に「陣痛が始まったから、来て。」というも、「あら、あんた。陣痛が始まったの?」という始末。13時ごろ、診察がありましたが、状況変わらず。婦長さんとマネージャーが交互で腰をさすっていただきました。母もすぐに病院に駆けつけて、「しっかりしなさい。母親になるんでしょう。」と言いつつも腰をさすってくれました。その後どんどん陣痛間隔が狭まる一方、お腹の収縮痛より腰の痛みが10倍以上痛かった・・・。母親にずっとさすってもらっていましたが、婦長さんがさすっていただいたほうが何十倍も楽になりました。(お母さんごめんね。)
だんだん赤ちゃんも下がり始め、なんとなくお尻に挟まっている感じになり、いきまないようにしているものの、体が言うごとを利かず、力が入ってしまいました。いつもは産婦さんに「力を入れてはだめですよ、リラックスしましょうね。」と言っているも、できなかった自分に反省です。そして、17時15分いよいよ分娩室へ。いきみ方や方向は分かっているものの、いざ自分の番になるとうまく出来ず。本当に今考えたら反省の連続です。 そして17時44分元気な男の子が産まれました。産まれた瞬間思わず「やったー」と叫んでしまいました。今までの痛みもうそみたいにすっと消えていました。
先生から「今までで 一番いい顔をしていたよ。」と言われ、なんとなく照れくさかったのを覚えています。 臍の緒を切り、写真を取り、いざ体重測定。なんと予定日より3週間も早いのに体重が 3140gありました。思わず、このまま予定日までお腹にいたら4000g超えていたかもしれないな・・・。と思うとぞっとしました。
ちょうど仕事を終えた主人も出産時間までに病院に着き、母と二人で赤ちゃんを見てくれました。 産後の処置も終わり、主人と母と面会しました。そしてみんなで記念撮影。本当にここでお産ができてよかった、と思った瞬間でした。 赤ちゃんもちょっと早めに産まれたものの元気いっぱい。よくおっぱいを飲むし、よくおしっこやうんちも出します。泣き声は誰にも負けないくらい大声で泣きます。元気いっぱいで本当に良かったなと思います。 現在息子も3ヶ月を過ぎ、体重がなんと6000gを超え!!あまりにも重くて、手首が腱鞘炎を起こしかけてます・・・。痛いな・・・。
そういえば、息子の名前を言っていませんでした。名前は 林 俊太郎(しゅんたろう)といいます。これから母子共によろしくお願いしますね。(助産師 林 礼子)

 

 

 


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