Diary title

産婆ママの妊娠日記  vol.3

2007年11月28日 スタッフ

だんだん寒くなってきましたね。皆さん風邪を引いていませんか?先日私は病院でインフルエンザワクチンを注射しました。正直言って痛かった・・・。この歳になってもやっぱり注射は嫌ですね・・・。好きな人ってあまりいないですよね。

話は変わりますが、前回「次回はおっぱいマッサージについて話しますね。」といいました。あれから約1か月が経っていますが、皆さんは始めましたか?では、何故マッサージを行ったほうがいいのでしょうか?(写真は模型です)

 

皆さんは、赤ちゃんはどんなおっぱいでも吸うと思っていませんか?
実を言うと、赤ちゃんにも吸いやすいおっぱいがあって、乳頭の長さ、直径が1cm程度あれば吸えるといわれています。
ただし、いくら乳頭の形がよくても、乳頭・乳輪部が硬いと赤ちゃんは嫌がって吸ってくれません。なので、妊娠中からマッサージを行うことで、産後の授乳がラクに行えるということなのです。

では、いつから始めればいいのか。よく言われているのが安定期に入る妊娠20週ごろから行うといいでしょう。
場所はというとなかなかリビングではやりづらいですよね。一番いい場所はお風呂ですね。私も毎日湯船に浸かってマッサージしていますよ。 マッサージの方法です。

① 親指と人差し指で上下の乳輪部をつまみ出します(10回くらい)。
② 今度は左右の乳輪部を同じように行います(10回くらい)。
③ 上下左右が終わったら、上下に乳輪部をつまみずらします。(力を入れすぎると痛いですよ。)
④ 上下にずらしたら、左右にもずらしましょう。 マッサージを行っていくうちに、乳頭から白いにきびのようなものが出てきます。これは「乳垢(ちちかす)」といわれている汚れです。コットンにクレンジングオイルなどの油分を浸してお風呂に入る1時間前に乳頭に当ててください。その時にオイルがしみ出ますから、ラップを小さく切ってコットンの上から当てるといいでしょう。
お風呂に入ってコットンを取り除き、タオルで拭くと汚れが取れますよ。是非お試しください。

私もこの方法で汚れが取れました。今では、右側よりうっすらおっぱいが出始めました。ちょっぴり感動しましたよ。

マッサージで気をつけることは、お腹の張りに注意する事です。おなかのはりやすい方はマッサージを控えてください。10ヶ月に入ってから行いましょう。しないよりはましです。「継続は力なり。」是非皆さんも今日からマッサージを行いましょう。 「マッサージの仕方がよく分からない。」「私の乳頭は大丈夫かな?」と思っている方は、病院のスタッフまで遠慮なく相談してくださいね。(助産師 林 礼子)

 


Other diaries

その外のおはなしも、是非お読みください。

クリニックからのお知らせ

  • 予約診断についてのご案内
  • 分娩予約状況について

Mission

みちおかレディースクリニックは
出産を通じて一生の付きあいが生まれる
お母さんと赤ちゃんの第2の家を
目指しています

「病院(ホスピタル)」の語源は「ホテル」と同じ「ホスピス(宿)」と言われています。
だからこそ、私達は物心両面で、みなさまの出産、育児のサポートを行い、人のぬくもりを感じる家でありたいと思っています。

クリニックのホームページはこちら