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いのちの教育

2007年04月17日 スタッフ

はじめまして。助産師の佐藤です。 先日、子供達に「いのちの教育」をされている助産師の鈴木せい子さんのお話を聞く機会がありました。最近の子供達の中に自分はどうせダメな子なんだ、自分は生まれて来なければ良かったんだ・・と自分に自信がもてない子が多く心が痛みます・・と言われていました。

 

そんな子供達に、陣痛を乗り越えるママは大変な思いをするけど、お腹の中にいた君達はもっと大変なんです。小さい体で陣痛(子宮の収縮)に押されて狭い産道を通り抜けなければいけません。そして生まれてすぐに「うぉんぎゃー」と泣いて、肺呼吸を始めなければ生きていけません。この「うぉんぎゃー」には生きるんだ!生きてやるんだ!頑張って生まれてきたんだ!というエネルギーに溢れている。こうやって生まれてきた君達はすごいんだよ!「生きているだけで100点満点」なんだよ・・と話して聞かせるそうです。 私も2人の子供の母です。子供が大きくなるにつれて、妊娠を知った時の喜びや誕生の時の感動が薄れ、ついつい他の子と比較したり、些細な事で小言を言ったりで反省しています。 ちょっと最近叱りすぎたかな?という時には子供と一緒に小さい頃の写真を見たり、母子手帳(余白にもその頃の子供の様子や言葉をちょこちょこ書いています)を見たりします。「オッパイどのくらい飲みよったん?」とか「アンパンマンのことあんまんまんって言いよったんやねー(笑)」と嬉しそうにしています。 私も子育て(親育ち)の毎日ですが、赤ちゃんに会えた時の感動が薄れることなく、続く子育てへの自信や、励みになるようなサポートをしたいと思います。そして赤ちゃんが大きくなったら、生まれた時のことをよく話してあげてくださいね。(助産師 佐藤 順子)

 


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