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懐かしいもの

2007年06月25日 スタッフ

先日、実家の母が大変懐かしいものを持って来てくれました。 なんと母が私を出産した時の母子健康手帳です! 表紙のイラストがいかにも時代を物語っていますよね…(笑) ページを開くと、現在のものと特別変わりなく妊婦の妊娠中の記録や新生児の記録を記入するようになっていますが、なんとビックリ!!!当時(42年前ですが...)は妊婦健診を「妊娠初期と後期に少なくとも一回受けて下さい。」という記載があり、今のように妊娠初期は4週間に一度、24週からは2週間に一度、36週からは1週間に一度と何度も、病院にかかることなく出産にいたっていたようです。

 

 

 

実際、母も妊娠6ヶ月の時に一度、健診を受けたっきりでその後はお産の記事と書かれた分娩の記録があるだけでした。 妊婦健診の度に体重の増加にドキドキする妊婦さんからしたら、なんとも羨ましい話かもしれませんね!けれども、昔は今のように食生活も欧米化(ギャグではありませんよ!)されておらず、和食中心のどちらかというと粗食の時代であったので今ほど体重増加もなかったのかもしれないですね。

驚いたのは、妊婦の記録のうすさに反して、赤ちゃんの記録を記入するページは意外に充実されており、私も生まれてから退院するまでの毎日の体重や、へその緒がとれた日、黄疸の状況などが記載されていました。 そのほかにも、育児の心得・予防接種の記載・発達曲線など…昔から赤ちゃんという存在がどれほど大切にされてきたのかがよくわかります。

いつか我が家の娘も、出産し母になる時がくるのでしょうか…命のリレーを私から娘たちへ、母から私へ…ずっと昔からそうやって受け継がれて来たんですよね。 お母さん、私を生み育ててくれてありがとう… 娘たち、私のところへ生まれてきてくれてありがとう…(看護師 荒木 里美)

 


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