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産婆ママの育児日記  Vol.2

2009年03月21日 スタッフ

2009031600.jpgみなさん、こんにちは。先日桜の開花宣言が発表され、いよいよ春の訪れを感じるようになりました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
我が家では、2月5日に息子「俊太郎」が1歳の誕生を迎え、家族3人でささやかなお祝いをしました。
夕方からぐっすり寝ていた息子を無理やり(!?)起こし、実家の母が搗いてくれた1升餅をからい、
そのあと踏みました。起こされた息子は大泣き(><;)。しかし、慣れてくるとご機嫌になりました。
その後、ケーキにロウソクをさし、火をつけて「ハッピバースディー」を歌ったあと、火を消すと
真っ暗になった部屋にびっくりして大泣きをしてしまいました(^^;)。
この夜、主人と「この一年いろいろあったね。」と、ケーキを食べながら二人で振り返りました。

 

皆さんによく「助産婦さんだから、育児のことはよくわかるんじゃないですか?」と言われるのですが、まったくそんなことはありません。皆さんと一緒で育児雑誌を読んだり、インターネットで検索したり、とわからないことだらけでした。そんな中、いちばんつらかったのは、俊太郎が2,3ヶ月のころ。
去年の春は今年と違って寒い日が続き、外に行けない日々が続きました。その時に感じたのが「孤独」です。
よく院長が母親学級で「育児の一番の敵は『孤独』です。」と言いますが、まさしくその通りだと思いました。
慣れない育児に対する不安・焦り、その頃、義母と同居をしていたため、育児に対して価値観の違いに戸惑ったり、
話す相手もいない為、どうしたらよいか分からなく、なぜ泣くのか分からない息子を抱っこしたまま二人で泣いたり、仕事で帰りの遅い主人に何も言えず悩んだり・・・、と精神的にかなりまいってました。
そんな時、マネージャーから「ベビービクスに来ない?」とお誘いの電話がありました。
義母からは「まだ、2カ月しかたってないのに、子供を外に出すなんて・・・」と嫌味(?!)を言われながら
病院へ。その日は天気もよく暖かかったので久しぶりのドライブのようで楽しかったです。ベビービクスをしていると、息子が大喜び!!。
私も「久しぶりに俊太郎の笑顔が見れたな。」と思いました。そしてなにより、ビクスに参加していた方々とたくさんお話が出来て「私は今までなんでこんなことにくよくよしていたんだろう・・・。」と。
その夜、主人とこれからのことを本音で話し合って、お互いの考えを確認しあいました。
二人で出した結論は「俊太郎を一番にこれから考えていこうね。」と。その頃から息子の夜泣きも減り、
私も何事にも余裕ができ始めました。いまでは甘えん坊でやんちゃな子に育ちましたけどね。
 
よく、「子育ては親育て」と言われますが、まさしくその通りだと思います。そして、一人では子育てはできないこと。
周りの方々に支えられ育児ができていることに感謝しなければならないなぁ、と痛感しました。
まだまだ、母親1年生ですが、仕事に育児に頑張っていこうと思います。皆さんも一緒に頑張りましょうね。(助産師 林 礼子)

 


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