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続・産婆ママの育児日記 vol,3 むくみについて

2011年09月16日 スタッフ

2011091501_2 みなさん、こんにちは。
朝晩涼しくなった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
我が家の子供たちは、汗をかきながらも家中走り回っています。
夏バテ知らずですね…(^^;)。
元気いっぱいに過ごしてくれているので、親としては安心ですね。

さて、今日は妊娠中のむくみについてお話しようと思います。
そもそも、むくみはなぜ起こるのでしょうか? 
妊娠中、お腹が大きくなることで、体の真ん中を走っている血管(大動脈と言うのですが)が圧迫され、血液の流れがうまくいかないことやナトリウムというミネラルが尿から出ず、体に蓄積してしまうために起こるといわれています。
では、むくみを解消するためにどのように行えばいいでしょうか?
私が妊娠中実践したことを皆さんにお話ししようと思います。


2011091502 ①塩分制限しました。
どういうことかというと、味付けを今までの半分~3分の1に減らしました。
もともと料理はする方(というか小さいころから台所に立っていたので)だったのでよく作っていたのですが、実家が農家だったので、味付けが濃い目…。
(主人から言わせれば)調味料も適当、料理本の分量からは倍以上の調味料を入れて食べていました。
しかし、体にはよくなかったんですよね…。
2人目の妊娠中、5か月あたりで○○吉の煎餅を3~4枚食べた次の日に、足がむくんでしまい…、主人から「塩を取りすぎなんよ。今日から塩分禁止!!!」
と言われ…、今まで使わなかった計量スプーンを駆使して料理を作り始めました。
調味料は全て大匙1杯まで(もちろん減塩・無塩を使用)、練り製品は禁止、汁物は具のみ(汁は吸わない)を行った結果、体重は7kg増に抑えられました。
それと気をつけたのは、食品の中に含まれている「食塩含有量」(食品の裏に書いてあるカロリー表の下のあたりに書いてあります)。
これを見ながら料理をすることで塩分を1日10gに抑えられました。
塩分を摂りすぎると体が水分を求めます。
それがむくみの原因にもなるので塩分には気をつけていきましょうね。
我が家では、今でも味付けは薄味で子供たちも気にせずよく食べています。
計量スプーンに感謝様様です(^^)v。 

②できるだけ歩きました。
運動することで、血液の流れがよくなり、むくみを防ぐことができます。
また、足を上げて足首を動かしたり、ふくらはぎを揺らしたり…、と行いました。
特に10ヵ月入ると毎日1時間は歩きました。(ただし、お腹が張っている方にはお勧めしません。無理は禁物ですよ)

この2つに気をつけていただいたら、むくみは防げるのではないか…、と思います。
ただし、あくまでも予防なので、よくならないときは、必ず医師に相談してくださいね。

妊娠中ではない方でも、日常生活でのなにげない行動が今後の人生に影響してきます。私もこれからも気をつけて生活していこうと思います。

                     (助産師 林 礼子)


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