時間の価値

二十四節気のひとつ『立冬』を過ぎ、いつの間にかめっきり日も短くなり、虫の鳴き声もいつしか消え、朝晩は随分冷え込むようになってきました。
落ち葉が舞い散る景色や、部屋の奥まで入り込む日差しに秋が終わりに近付いている事を感じます。

旅行等の外出が難しくなり家で過ごす時間が増えた今年。

この状況に慣れない生活を日々を過ごしてきましたが、家での時間を確保出来る今、普段手を出せていない事を少しずつ行っていこうと決めたのですが…。
履く機会の少ない靴や鞄を箱から出して磨いたり、気分転換にと家具の配置換え。

そして本棚まで辿り着いていない本の片付け。
積み上げられた本を一冊ずつ手に取って片付けを進めていくと、購入したまま積み上げられた本を発見。

その日は小春日和だったので椅子を窓の近くに運び早速読書開始。(片付けは??)

①「四つ葉のクローバーを見付けると何故幸運か?」
②「何故、「腐っても鯛」か?」
③「浦島太郎が助けた亀はオスかメスか?」

①→ヨーロッパでは昔から幸運のシンボルとされ、光合成の効率が悪いと養分不足を補う為 葉の数を増やす。なので日当たりのよくない場所では見付かりやすい。
②→本物と言われるものは落ちぶれても値打ちがある。献上品として鯛が優れものであったから。
③→海岸で生まれたウミガメは産卵の時だけ砂浜に上がって来る。だから助けたカメはメスである。
等々…。

雑学は色々な種類の知識が集められた学問なのでとても好きなジャンル。

一般的に「広く知れ渡っていないと思われる知識」を雑学と呼ばれ、雑学の中でも特に日常生活で役に立つものが「豆知識」と呼ばれています。
色々な分野の事を広く浅く知るのは本当に楽しいです。
雑学はコミュニケーションツールとして使用しても良いかと思います。

この先、おうち時間をなかなか思うように使う事が出来ないかもしれませんが、少しでも自分の好きな事、やりたいと思っている事に時間を使っていければと思っています。

季節は晩秋から初冬に移ろうとしています。
小春日和の穏やかな日差しとひんやりと澄んだ空気の中、「時間の価値」を大切にしながら過ぎ行く秋を楽しんでみませんか。

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