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がんばれ“アリス”

2021年06月03日 スタッフ

こんにちは、看護師の中野です。
一足も二足も早く梅雨になりましたね。
気持ちの良い5月を満喫しそびれて、なんだか今年は少し損をしたような気分です。

我が家の甘えん坊アリスも早いもので1月で8歳になりました。

犬の8歳はシニア期ですがアリスは元気が良すぎて、よく「まだ子どもですよね?何歳ですか?」と聞かれます。
しかもそれが動物病院の待合室なので、必ず「すごく元気だけど、どこが悪いの?」と一緒に質問をされます。
その度に苦笑いをしながら「いい歳なんですよ…」と答える私。

本当に元気いっぱいで可愛いアリス。



その元気なアリスが今年の3月、膀胱腫瘍を患っていることがわかりました。

昨年の夏から膀胱炎の症状が続き、治療をしてもなかなか良くならず詳しい検査を受けた結果、判明しました。
腫瘍の大きさから既に初期を過ぎていること、腫瘍のある場所が手術が難しいこと、例え手術をしても完治は望めないこと…などから、手術はせずに抗がん剤の治療を受けることになりました。

無駄な希望を持たせるわけにはいかないと思うのでしょう、先生からは結構厳しめの説明がありました。
病気が発覚してからの平均余命は1年とのこと、「告知されて3年くらい頑張った子もいましたよ。」と先生…
慰められたのか突き落とされたのか、よくわからなくなりました。
診察室で先生の話を聞きながらこぼれる涙を止めることが全然出来なくて「先生は何を言ってるんだろう…」と何か別のことを考えていたような気がします。

しかし、頑張るしかありません。
抗がん剤は3週間おきにお昼から夕方まで点滴を行い、人間と同じような副作用もあるとのことでした。

パパもママもお仕事しっかり頑張るから、アリちゃんも癌に負けずに治療を頑張ろうね!

看護師 師長 中野


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