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阪神淡路大震災

2022年01月25日 スタッフ

助産師の阿河です。生まれも育ちも兵庫県の私ですが、北九州に来て2年が経過しようとしています。

1995年1月17日5:46

私にとって、あの日はいまだに忘れられない1日となっています。
当時14才だった私は、信じられない揺れで目を覚ましました。
1〜2分ほど続く強い揺れに今まで感じたことのない恐怖を感じました。

幸いに兵庫県姫路市の実家は震度4程度で大きな被害はありませんでしたが、朝食やお弁当作りの時間帯だったこともあり、震度7を観測した神戸市ではひどい火災となりました。

地中で水道管が破損し、約3か月も断水する地域がありました。
その期間、水が出る水道管を見つけて、住民みんなでバケツリレーをする公共CMがずっと流れていました。
地域の絆、人と人との思いやりや助け合いが命を繋ぎました。



同じ兵庫県に住んでいる人が困っている、何が私たちにできるかを中学校の学級会で話し合いました。
私たちは、洋服や制服を寄付したり、手紙を書いて励ましたり、できることはわずかでしたが、被災地のことを忘れないように暮らそうと友人と話していた記憶があります。

あの震災の日から27年。私の娘たちも、あの日を知りません。若い世代にどうやって伝えていくのか課題と言われています。

我が家の防災セットですが、まだまだ足りないものが多そうです。



水の備蓄も家族5人なので、2日ほどしかもちそうにありません

これから起こり得る未曾有の災害をどうやって乗り越えるか、しっかり対策して大切な人を守りたいと思います。

助産師 阿河


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