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尊い命

2022年02月26日 スタッフ

皆さん、こんにちは。助産師の大坪です。
コロナ未だ止まず…ですね。
妊婦の皆さんはもちろん、赤ちゃんを迎えたばかりのご家族にとっても、この事態の終息が待ち遠しいところですよね。

先日『ECMO患者が奇跡の出産』というニュースがあったのをご覧になった方いらっしゃるでしょうか。

私は後輩の助産師から教えてもらったのですが、検索して視聴した動画で思わず涙ぐんでしまいました。

母体は妊娠中に新型コロナに感染。重症化し、ECHO 治療が施されていました。
とても悲しいことですが、妊娠そのものが母体の重症化を早めてしまっていたのです。
赤ちゃんの命か母親の命か…尊い命の選択を迫られたその時、意識がないはずの母親が、出産したのです。



出生時の体重は933g。27週でご出産、超早産ですが、生存率が格段に上がる週数です。
このギリギリのラインまで胎内で成長し、自らの意志で産道を抜け生まれてきた命。震えました。

赤ちゃん自身にその真意を問うことはできませんが、『ママを助けたい、ママに会いたい』という強い意志を持って生まれたに違いありません。
そして意識がない中でも『呼吸が上手にできるようになるまでお腹に居させてあげたい』という母親の愛も感じられました。

その後出産した母親は、妊娠による負担がなくなったことで、めざましい回復を遂げ、今は自宅に戻るべくリハビリをしているとのこと。
出産してから4ヶ月目、先に退院する赤ちゃんを、車椅子の母親がしっかりと抱いていました。とても可愛い女の赤ちゃんでした。

お産は奇跡の連続です。

その元を辿れば、何億という人口の中からパパとママが出会ったことも、そのから命が宿ったことも、そして元気に生まれてくることもそうです。

その現場に立ち合わせて頂ける職を選んだ私って天才じゃないかと思うのです(笑)それはさておき、今妊娠中の皆さん、とても大変な時代に大切な命を、それこそ命懸けで守っていること、本当に凄いことです。
どうか皆さんが無事にご出産されるまで、私たちも一緒に頑張らせてください。

最後に、妊婦のコロナ感染は重症化します。

そして免疫力の低下する妊婦は感染しやすい状態にあります。

またご家族の皆さま、あなたの行動一つで助かる命が失われる可能性だってあることを忘れないでください。

『ワクチンが怖い』という声が聞かれます。
でも、命を守るために何が優先されるべきか、今一度考えて欲しいのです。

どうか後悔のない選択をされますよう願っております。

助産師 主任大坪


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