言葉の世界

葉桜の緑が鮮やかな季節になりました。
木々も芽吹き、爽やかな春の風を心地好く感じられるこの頃。

春といえば「新生活」や「入学式」など新しいスタートの季節。

そんな「春」の語源には沢山の説があるそうです。
よく言われているのは「発る(はる)」という言葉からきている説。
他にも草木の芽が「張る(はる)」季節からとする説。
田畑を「墾る(はる)」季節から「春」になったとする説。
気候の「晴る(はる)」が転じて「春」になったとする説など。
どの説も「春」に合った語源ですね。

日本ほど四季の移り変わりが美しいところは無いと言われているそうなので、季節ごとの語源を調べてみたくなりました。

春の諺からもひとつ。
「我が世の春」
柔かな日が差し、花が咲き乱れる春の様子を、人生の絶頂期に例えた諺です。
何事も自分の思い通りになるという意味があるそうです。
語源「春」は、比喩的に勢いの盛んな時期。また、得意な時期。「人生の春」の「春」も同じ意味だそうです。

語源を知って、改めてその漢字や言葉を見ると言葉の世界はとても奥が深いなと思います。
日本語だけでなく英単語にも語源がありますので、好きな言葉や気になる単語の語源を調べるのも楽しいかなと思いました。

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