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陰陽

2016年07月21日 スタッフ

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はじめまして、大久保と申します。

写真は御茶の先生のお宅で撮らせていただいた濃茶のお点前中の物です。
私が習っている流派は古市流という最古の流派で小倉の小笠原藩の庇護下にあったものです。

御茶ではただ茶を点てるのではなく陰陽を習います。
例えば数字の偶数は陰で奇数は陽と陰陽五行説では、七夕にも陰陽の意味がこめられています。

話は変わりますがこの五節句のひとつである七夕は院長のお誕生日でした。
院長のうまれた日を知った時、しみじみとこの方は産婦人科医になるということを運命づけられていたのだろうかと思いました。

五月五日、七月七日といった陽の日が重なると陰に転じるので、これらの日を祝うのは気を引き締める意味もあるそうです。

誤解しないでいただきたいのは陰は決してよくないという意味ではありません。
昼間と夜、太陽と月どちらにかたよっても生き物はいきていけないように同じだけ重要で、悪い日だから気を付けようというわけではないのです。
ただ「物事がかわる境目の日だから気を引き締めていこう」という意味です。

母親の体内から子が誕生するというのはまるでこの陰と陽の変わり目のように思います。


だからこそ院長がこの日が誕生日なのは何か深い意味があるように思えて仕方がないのです・・・

(アメニティ 大久保 良子)


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