医療従事者　新型コロナワクチン3回目の接種完了

皆さん、こんにちは。院長の道岡です。
新型コロナウイルスの感染者が各地で過去最多を更新している中、皆さんも心配な日々を送っておられると思います。

そんな折、待ち望んでいた当院のスタッフの医療従事者　新型コロナワクチンの3回目の接種が完了しました。

当院は妊婦さんや生まれたばかりの赤ちゃんを扱う産婦人科クリニックですので、助産師・看護師はもちろん、受付・厨房・アメニティ、もちろん私自身も含めてすべてのスタッフがワクチン接種を希望し行っております。
昨年4月と5月に行われた1回目と2回目は小倉医療センターさんの御厚意で接種していただきました。
3回目の今回は自院接種の手続きをして、全スタッフを2班に分けて当院で接種を行い、後半のグループも無事問題なく終了しました。

ところで皆さんは新型コロナワクチン接種しておられますよね?

御存知のことと思いますが、厚生労働省や日本産科婦人科学会は妊婦さんへの接種を推奨しています。

1月14日付の日本産科婦人科学会の調査報告では、令和3年11月の時点で約80%の妊婦さんが新型コロナワクチンを一回以上接種しているらしいです。加えて学会は妊婦さんに3回目の接種を優先的に急ぐよう推奨しています。
当院の妊婦さんも接種の割合はほぼ同じくらいかもう少し多いくらいでしょう。

しかしながら、まだ2割近くの妊婦さんが未接種というのも現実で、これが問題です。

未接種の方々の多くは、おそらく根拠のない無責任なワクチン忌避論に惑わされて、なんとなく接種をためらってしまってずるずる・・・ということなのでしょう。
新型コロナウイルスもインフルエンザ等の他の感染症と同じように、特に妊娠後期では重症化しやすい事もわかってきました。
当院も妊婦さんとその御家族にはワクチン接種をお勧めしております。

もちろんワクチンうったらすべてが万能になるというわけでは決してありません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ただワクチンは自分を守る、愛する家族を守る、周囲の人々を守る、ひいては社会全体を守る盾の一つであると思っていただきたいです。

院長　道岡　亨