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新人戦

2011年11月25日 院長

2011112501 もう一カ月も前の話になりますが、鹿児島の中学校に進学している中二の息子の野球の試合を見に行って来ました。
小さい頃からスポーツ大好き野球大好きな息子は、中学受験の時に本格的に野球ができる進学校を希望し、久留米でも長崎でもなく鹿児島の今の学校を選んだのでした。
今までも試合には出させてもらっていたようですが、今回は夏の大会で三年生が引退し、背番号『1』をもらって初めてエース投手として臨む公式戦、新人戦でした。
一週間前にあった一回戦はコールドで勝ち上がったものの、次の試合は屈指の強豪校らしく、一年前の一年生大会では息子が先発して打ちこまれ0―7で大敗した相手だそうです。
それでも彼は今回は少し自信があったのか、「お父さん、時間があったら見に来てよ。」と。
私はクリニックをなんとか留守番の先生にお願いして、愛車をとばして家内(=マネージャー) と日帰りで鹿児島まで行ってきました。

2011112502 試合は序盤から中学野球とは思えないような息詰まる投手戦でした。
相手の投手はさすが強豪校のエースらしく冷静に緩急を使ったうまい投球で三振の山を築いていました。
対する息子は投球技術はまだまだ未熟ですが、持ち前の身体能力をいかした力まかせのスピードボールでこれまた結構三振を奪っていました。
終盤両チームとも1点ずつ取り合って1-1のまま延長戦になりました。
延長に入って息子のチームは一度はリードしたものの、裏の守りで2アウト2、3塁から息子が鮮やかな逆転二塁打を打たれ、まるでドラマの様ななんとも衝撃的な逆転サヨナラ負けでした。
息子は相当悔しかったのでしょう、試合後ただひとり泣いていました。
そんな彼のところへ試合を見ていた人が寄ってきて、なにやら身振り手振りを交えながら長々と話していました。
息子は帽子をとって熱心に聞いていました。
後で聞くと、練習試合でたまに対戦する近所の中学の監督さんだったようです。
今日の投球の良かった点、悪かった点を息子に細かく指導してくれたようです。
これには感心しました。
チームの垣根なくみんなで選手を育てようとするのは鹿児島では普通の光景のようです。
こんなところに鹿児島県が野球もサッカーも強い一因があるのかなと思いました。
息子は今、来春の大会に向けて走りこんでいるようです。
学生野球はひと冬まじめに走りこむと春には目に見えてパワーがアップするものです。と、偉そうに言っている私も一応医学部の学生時代は野球部でした。
医学生時代の思い出と言えば、一にも二にも野球だったと思うくらい一生懸命やっていました。
こう見えても昔は俊足・強肩の外野手だったんですよ、と言っても誰も信じてくれませんね。
はい、それではこのへんで今日のお話はおしまいです。
                 (院長 道岡 亨)


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