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「陶芸合宿」

2008年07月16日 スタッフ

みなさんは、サンマをのせる平たく細長いお皿をお持ちですか? 1匹そのままのせられるお皿が欲しく、買いに行くと、なかなか気に入った物が見つかりません。
結局サンマを2つに切りお皿にのせています。 たまたま知り合いで、宇佐に納屋を陶芸が出来るように改造し、窯まで設置している人がいたので、よし自分で作ろうと、10名ほど集まって陶芸教室を開催してもらいました。
皿を作るのは、そんなに難しくなく、土の左右に同じ厚さの板を置き、麺棒で延ばします。次に左右の板を半分の厚さに替え、それに沿って針金で切って2枚にします。切った面に空気が入っていたら凹みがあるので、手で均します。周りを立てて縁を作り終了です。後は、ある程度乾いてから模様を付けるだけです。

 

 

ろくろにも興味があり、ろくろでゴマ擦り器も作りました。市販されているのは可愛いいのが無く、ついでに作ってみました。 これは大変で、土を菊の様に煉って空気を抜き、ろくろに置き回しながら中心を合わせるのです。この作業はさすがに無理なので、先生にお願いしました。
後は映画の「ゴースト」のように器を作ります。もちろん手を添えてくれる人はいません。難しいのは厚さと大きさです。形を整えるのも難しいですが、焼くと1割小さくなるのを考えながら、すりこぎとして使える厚さにします。ここまで済んだらちょっと乾いてからの作業です。

夕食はメンバーの中にシェフがいるので、おまかせで楽ちんコース、本格的料理を作ってもらいました。夕食後、みんなアルコールが入った状態で作業開始です。
私は、皿に模様を描き、ゴマ擦り器の内側に串で溝を作ります。これで1日目の作業は終了です。
2日目は、ゴマ擦り器にこうだい(器の足の部分)を作り、形を整えます。ろくろに裏返しに置き、底の部分が全体的に厚くなっているので、回しながら削り、こうだいを作ります。 これで乾燥させ、素焼きにしてもらいます。この乾燥が大切で、割れる原因の一つだそうです。時期や作品の大きさに左右されますが、1ケ月程乾燥させ、焼くのは丸1日、2日間程冷ましてから窯出しだそうです。 焼きあがったらまたみんな集合して絵付けになります。またその時報告したいと思います。      (検査技師 松本 順子)

 


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