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続・産婆ママの育児日記 Vol,6 食育

2012年04月24日 スタッフ

2012042400 みなさん、こんにちは。桜の花びらもすっかり無くなり、新緑のまぶしい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
4月に入り、入学・入園・進級の時期になりましたね。
我が家の子供たちもそれぞれ年中・2歳児クラスと進級しました。
最初は、クラスが代わって慣れない毎日でしたが、今ではすっかり新しいクラスの気分v(^^)v。毎日楽しく保育園に通っています。
皆さんのお子様たちはいかがでしょうか?

さて、今回は『食育』についてお話ししようと思います。
我が家の子供たちは、二人とも標準より大きく成長しています。
息子(俊太郎 4歳)は、106㎝・20㌔。娘(薫子 もうすぐ2歳)は、83㎝・13.5㌔。
買い物に出ると「大きいねぇ~、何歳?」とよく聞かれます。(見た目は大きいのですが、話をすると年相当ね…(^^;)とよく言われますが。)
なので、よく保育園のお母さんから「しゅんちゃんみたいにどうしたらよく食べるようになりますかね…?」との質問があります。 
私もこれといって特別なことはしていないのですが、いくつか気をつけていることはあります。

2012042401 1.家にお菓子を置いていません
大人がお菓子を食べている姿を子供に見せると、子供も食べたくなるので、もし食べたくなったら子供が寝ている時間帯(お昼寝しているときが多いですね)に食べています。
お菓子をだらだら食べさせると時間にメリハリがなく、ご飯を食べなくなることが多い様な気がします。

実際、子供たちのお休みの日には、我が家はおやつの時間はありません。
もし、「おなかがすいた~♪」と言うと我が家は果物(バナナが多いですね)を渡します。
そうすると自分で皮をむいて食べています。(子供たちの中では、お菓子は保育園やお祖母ちゃん宅で食べるものと考えているようです。)
そのためか、子供たちはクッキー・煎餅・おかきしか食べたことがありません。なので、お菓子の名前をよく知りません。
どうせ、大きくなったらお菓子を覚えてくるだろうから、それまでは、しっかりご飯を食べさせようと思っています。

2.できるだけ、1日30品目を目標に作っています。
これはなかなか難しいのですが、野菜中心に煮たり、炒めたり、蒸したり…、と私も子供たちが食べやすいように悪戦苦闘しながら作っています。
仕事をしながら、数品の食事を作るのは難しいのですが、大体1週間の献立をたてて、前の日の夜や朝早く起きて準備をしています。
以前、何気に本屋に立ち寄って育児書のコーナーを眺めていたら、「食卓の向こう側(西日本新聞社刊)」という本を見つけました。その中にこのような一文がありました。

「胎児の血液や胎児が飲む羊水はお母さんが食べた物でできています。だから、赤ちゃんに食べさせたい物を食べてね。野菜がおいしいと感じる母体になれば、胎児もそれを覚えます。もう、子供の食育が始まっているのですよ。」

私は、この一文で衝撃を受けました。そのようなことを全く考えてなかった…、正直な感想です。
長男を出産した後にこの本を見つけたので、もうちょっと早く出会っていたら…、と思いました。
なかなか自然食というものに手は届かないのですが、子供が大きくなったときに病気にならない元気な体で、ということを目標にこれからも自分のペースで頑張っていこうと思います。

3.できるだけ、家族全員で食べるようにしています

主人はサービス業なので、休みに家族全員一緒に過ごすことはほとんどありません。(あって月に1回、2回あれば十分です)なので、息子が生まれたときに「できるだけ、ご飯は一緒に食べよう。」と、私から提案しました。
主人も渋々承諾し、子供をまだ離乳食が始まる前からテーブルのそばに寝せて、私たちが食べている様子を見せていました。
そうすると、3~4ヶ月くらいから食べ物をみるとよだれが「だら~り」。離乳食もすんなり始められました。

離乳食の時間も大人が食べる時間に合わせて作りました(そうすれば、洗い物も1回で済みますからね)。おかげで、食事時間は楽しく過ごしています。
最近は、少しずつ食事のマナーを教えていますが、なかなかうまくいかないものです。
楽しくするために怒らないようにはしているつもりですが…。

もしよかったら、いくつか実践していただけば幸いです。
ただ、私も毎日試行錯誤の毎日です。
失敗から、たくさんのことを学びました。
これからも「子育て」「食育」「しつけ」この3点を親子で学びながら成長していけたらな…、と思います。                       

(助産師 林 礼子)


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