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夏に向けて

2020年06月11日 スタッフ

夏日や真夏日が続く日々ですが、皆さま体調は崩されていませんでしょうか?

今年の夏はマスクの着用が余儀なくされそうですね…
マスク着用で熱中症のリスクが高まると言われています。また、妊婦さんも熱中症のリスクが高まると言われています。

妊婦さんが熱中症のリスクが高まる理由としては、妊婦中は、お腹で赤ちゃんを育てるために基礎代謝が上がるため、体温も高くなります。その上、気温が高いところにいると、さらに体温は上がります。そうすると汗をかくことで体温を下げようとします。
妊娠中は通常よりも体温が高めなので体は必死に体温を下げようと大量の汗をかきます。すると、体内の水分が足りなくなり、場合によっては脱水症状が起こります。この脱水症状が熱中症を引き起こすと言われています。

対策としては

  1. こまめな水分補給をすること。マスクを着用していると喉の渇きを感じにくいため1時間毎など水分補給の時間を決めるなどしましょう。(喉が渇いたな〜と感じてからでは遅いようです)また、水分摂取する際は経口補水液か麦茶がおすすめです。特に麦茶は家庭で手軽に作ることもでき、ミネラルが含まれているので、汗で失う塩分も補うことができます。
  2. 風通しのいい服を着ること。
  3. 外出する際は直射日光に当たらないように日傘をさすなど暑さをしのぐ工夫をし、お散歩などは少し涼しくなった夕方などにしましょう!
  4. 室内では夜でも冷えすぎない程度に冷房器具を使用しましょう。室内でも熱中症になります。少しでも暑いな〜と感じた時には我慢をせずに冷房器具を使用されてください!

妊娠中はホルモンバランスの変化など、体調が乱れがちなので、軽いめまいや立ちくらみを感じても「貧血かな」などと軽く見てしまいがちですが、汗をかく時期にそのような不調があった場合は、無理をせず、まずは水分補給をして、涼しい場所で休んで様子を見るようにしましょう。



そして最後になりますが、この度新しい生命を授かることができました。

現在7か月になり胎動もよく感じるようになりました。
自分のお腹の中で新しい生命が育っているんだな〜となんだか不思議な感じです!
どんな顔をしているのかな?早く会いたいな♪と・・・

楽しみな反面、コロナウイルスがなかなか収束せずに不安な日々を過ごされている妊婦さんが多いと思います。
また、いつもの日常に戻れる日を信じて一緒に乗り越えましょう!!

助産師 藤森


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