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秋の仕来り

2021年09月10日 スタッフ

日中の暑さがまだまだ厳しい昨今ですが、爽やかな初秋の風の中で聴こえてくる虫の音に、秋を感じられる時節となりました。

「秋の夜長」という言葉があるように、少しずつ日中よりも夜の時間が長くなります
夜が長いという事は月が出ている時間が長くなるという事。
諸説ありますが、夜長月が転じて長月(9月)と呼ぶようになったと言われています。

秋は月がキレイに見える季節。
中でも「十五夜」は特に月が美しく見えます。
十五夜は【中秋の名月】とも呼ばれ、「秋の真ん中に出る月」という意味があり、夜は涼しく空が澄んでいる頃、「9月7日から10月8日の間で、満月が出る日」を十五夜としています。

2021年の中秋の名月は9月21日(火)
今年は8年振りの満月にあたるそうなので、晴れていればとても美しい月を見ることが出来そうですね。



お月見のお供えの仕来りでは秋の七草のひとつ「ススキ」が飾られます。

ススキは、月の神をお招きする「依り代(よりしろ)」として供えます。
依り代とは、神様が依り憑くものの事を指し、本来は稲穂が主流でしたが、この時期に稲穂が揃わなかったため、形が似ているススキが使われるようになりました。
ススキの鋭い切り口も、魔よけの意味があるとも伝えられています。

そして月見団子。

丸い団子を月に見立て、感謝の気持ちを表わすそうです。
団子の数は十五夜なら15個。または月の数の12個をピラミッドのように積んで供えます。
これは一番上の団子が霊界との懸け橋になると考えられていたからです。

お月見をすると縁起がいいと言われているので、夜空に浮かぶ月の光と虫の声を聴きながら【中秋の名月】を楽しみたいと思います。

アメニティ 馬場


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