みちおかごはん「鶏肉料理」

不安定な天気で激しく雨の降る日もありますが、日差しが強く汗が止まらない季節でもあります。しっかり水分補給をして暑さと熱中症対策をしっかり行いましょう。

さて今回は暑さなどで体調が崩れやすいこの時期にぴったりな鶏肉料理をご紹介します。

鶏肉にはイミダゾールジペプチドが含まれます。疲労を溜まりにくくしたり、疲労感を取り除く働きのある成分です。また、トリプトファンも含まれ、快眠につながるとも言われています。その他にもビタミンAやB群も多く含まれており、髪や爪を健康に保ち、肌の調子を整える働きがあります。

左から　ささみの青じ巻きそピカタ　鶏むね肉とナスの焼き南蛮　鶏肉のカルパッチョ

鶏むね肉とナスの照り焼き南蛮

材料

鶏ムネ肉・・・1枚 　ナス・・・2本　片栗粉・・・大さじ1　
ごま油・・・大さじ1
〈A〉
酒・・・小さじ1　はちみつ・・・大さじ1　酢・・・大さじ1　醤油・・・大さじ2
ニンニクすり下ろし・・・少々　生姜すり下ろし・・・小さじ1
〈B〉
豆乳・・・50cc　レモン汁・・・小さじ1

作り方

1. 片栗粉をまぶした鶏ムネ肉を一口大に切り、ナスは乱切りにする。〈A〉の調味料はあらかじめ混ぜて合わせておく。
2. ごま油を熱したフライパンに鶏ムネ肉とナスを入れ蓋をする。中火で肉に火が通るまで蒸し焼きにする。
3. 火が通ったら合わせておいた〈A〉をまわしかけ、中火強で全体に照りが出るまで焼く。
4. 出来上がったら〈B〉のソースをかけ、ネギをのせる。

鶏ムネ肉のカルパッチョ

材料

鶏ムネ肉・・・1枚　酒・・・大さじ1　水・・・50cc
〈A〉
ごま油・・・小さじ1　醤油・・・小さじ2　レモン汁・・・小さじ2分の1
ニンニクすり下ろし・・・少々

作り方

1. 鶏ムネ肉は薄くスライスする。
2. フライパンに酒と分量の水を入れ、中火にかけ、ぬるま湯程度に温まったら鶏ムネ肉を入れる。弱火に下げ、沸騰しないように低温で火が通るまで茹でる。
3. 器に盛り付け、混ぜ合わせた〈A〉をかけ、お好みでカイワレやゴマなどのせる。

ささみの青じそ巻きピカタ

材料

ささみ・・・6本　塩・・・小さじ2分の1　ごま油・・・小さじ2
青じそ・・・6枚　小麦粉・・・大さじ2　卵・・・1個　サラダ油・・・大さじ1

作り方

1. 筋を取り除いたささみに塩をふり、ごま油をかけ、よく揉み込む。
2. 青じそは裏を上にして置き、ささみをのせて巻きつける。小麦粉をまぶす。
3. ボウルに卵を溶きほぐす。フライパンに油を入れ熱し、ささみに溶き卵を絡め並べ、焼く。

鶏ムネ肉はパサパサして硬くなりそうなイメージがあると思いますが、はちみつや酢で味付けをしたり、低温で調理をしたりするのでふわっとジューシーに仕上がります。是非、お試し下さい。

キッチン　キャップ　田邉富貴子