Diary title

みちおかごはん「2021 端午の節句」

2021年05月06日 キッチン

5月の新緑の美しい季節を迎え、木々を吹き抜ける爽やかな風に、とても清々しく感じております。

さて、5月5日は端午の節句です。
「こどもの日」として祝われる5月5日。この日はもともと五節句の端午の節句にあたります。
鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習ですが、交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込めて飾られるようになりました。
当院でも皆様の赤ちゃんが健やかに成長できますように、お祝いの特別ディナーをご用意いたしました。

まず、ノンアルコールカクテルは新緑をイメージし、知覧茶とサイダーを合わせたさわやかなカクテルです。
前菜は「泳げこいのぼり」と題し、えびとはんぺんをベースに赤パプリカとよもぎで仕上げたこいのぼり、鶏ミンチと長芋を炒めて味付けした春巻き兜と、若松産の濃縮トマトのエキスを使用したジュレに、わらびの白和え、新じゃがいもの和風ポテトサラダにはフレッシュなトマトのソースをかけました。



筍とわかめのぬたは、合馬産の筍を使用し、すくすくたけのこのように成長しますようにと、願いを込めております。

メイン料理は熊本県産黒毛和牛のステーキで、新玉ねぎをすりおろし、トマトを合わせたオニオントマトソースです。新玉ねぎの甘みとトマトの酸味が絶妙なバランスで、お肉の美味しさを引き立たせます。新じゃがいもやアスパラなどの旬の野菜と一緒に召し上がって頂きました。



魚料理は、勝負や戦いに勝つことが出来るという意味で、カツオ「勝つ男!!」と掛けています。香りの良い大葉やみょうがなどの薬味と一緒にサッパリと仕上げました。



サラダは野菜が沢山摂れるように、紫キャベツやセロリなど9種類の野菜を巻き、人参ソースで色鮮やかに仕上げました。

ご飯はちまき風に、たけのこと豚の角煮を白米ともち米で焚き、汁物は焼きえびの香りと旨味を引き出したすまし汁をご用意しました。



デザートは「空高くおどれ こいのぼり」をテーマに、こいのぼりロールケーキやどら焼きをおどらせました。
ヨーグルトクリームにいちごや抹茶を混ぜ合わせ、ロールにしました。生クリームは使用しておりません。
どら焼きのこいのぼりには桜あんをサンドしました。
菖蒲は悪鬼を払うといわれ昔から端午の節句に使われています。
ぶどうジュースで色付けした求肥を菖蒲に見立て、大福アイスはグリンピースで手作りし、兜風にしました。


お夜食には手作りの柏餅をお出ししました。
柏餅の葉は、葉が枯れても新芽を付けるまで落葉しないことから「子孫繁栄」などの象徴とされています。



1つ1つお祝い事には意味が存在します。お子様の成長と共にそういった意味を考えるのも大切だなと感じております。
旬の食材を使用し、味だけでなく、見た目でも患者様には大変喜んで頂くことができました。
これからも患者様の笑顔のために、日々努力していきたいと思います。

キッチン 栄養士 田村美紅


Other diaries

その外のおはなしも、是非お読みください。

クリニックからのお知らせ

  • 予約診断についてのご案内
  • 分娩予約状況について

Mission

みちおかレディースクリニックは
出産を通じて一生の付きあいが生まれる
お母さんと赤ちゃんの第2の家を
目指しています

「病院(ホスピタル)」の語源は「ホテル」と同じ「ホスピス(宿)」と言われています。
だからこそ、私達は物心両面で、みなさまの出産、育児のサポートを行い、人のぬくもりを感じる家でありたいと思っています。

クリニックのホームページはこちら