みちおかごはん「トマト」

例年ですと梅雨入り時期ですが、予報ではもう少し先になりそうですね。
気温上昇でムシムシしてくると、気をつけたいのが食中毒です。器具の衛生や食品管理に、一層気配りしていきましょう。

さて、今回は「トマト」をご紹介いたします。

写真は、トマトのだし煮ジュレかけと、トマトごはんです。
トマトは生食でも美味しくいただけますが、加熱することで、より栄養分の吸収が良くなるそうです。
また、だし汁を加えることにより、トマトのうまみ成分グルタミン酸が強くなり、よりおいしくいただけます。

トマトのだし煮ジュレかけ

材料

トマト　2個　約200g
(だし汁ジュレ)
だし汁　200cc
粉ゼラチン　5g
　(25gの水でふやかしておく)
みりん　小さじ2
しょうゆ　小さじ1
塩　小さじ1/8

作り方

1. トマトは包丁の先でヘタをくり抜き、ヘタの反対側に浅く、十文字の切り目を入れる。
2. 小鍋に湯を沸かしてトマトをくぐらせ、すぐに氷水に取る。皮を剥き水気を拭いて、ファスナー付き保存袋に入れる。
3. 小鍋にゼラチン以外のだしジュレの材料を入れ、中火にかけ煮立ったら火を止め、ゼラチンを加えて混ぜ完全に溶かす。トマトの保存袋に注ぎ空気を抜くようにして口を閉じ、冷めたら冷蔵庫で冷やす。
4. 器にトマトを盛り、細かくしたジュレを周りに飾る。

トマトをジュレ液で漬けて冷やすことで、中までだしが染み込み食欲のない日でも召し上がりやすいです。

トマトごはん

材料

米　2合
トマト　200g(約2個)
だし汁

作り方

1. 米をとぐ。
2. トマトはヘタをとる。
3. 炊飯釜に米を入れ上からトマトをおき、2合の目盛りまでだし汁を入れてたく。
4. 炊き上がったらトマトの皮を取り除き、しゃもじで軽く混ぜる。
5. お好みで、ちりめんじゃこと千切りにした大葉をトッピング。

当院では、朝食時にお出ししています。トマトが苦手な方でも食べやすくいただけると思います。

キッチン　　宮島敦子