みちおかごはん「しらぬい」

ようやく春らしい気候になりました。まだまだ寒い日がありますが、春の旬の食材を取り入れ、元気に過ごしたいですね。
　

今回は今が旬の柑橘、不知火(しらぬい)をご紹介いたします。

清美とポンカンの交配種で、柔らかい果肉とジューシーさが特徴です。

ビタミンC、クエン酸、カリウムなど疲労回復や風邪予防などの効果が期待されます。そのままでも美味しくいただけますが、ジャムやゼリーなどでもお楽しみいただけます。

しらぬいのジャム

材料

不知火　2個
グラニュー糖　果汁+皮の30%
レモン汁　大さじ1
白ワイン　大さじ2

作り方

1. 皮をむきうす皮を取り除き、千切りにして水につけておく(苦味をとるため)。
2. 実は小房に分けて切る。
3. 小鍋に皮と実、グラニュー糖、レモン汁、白ワイン、水を少々加え、火にかけ弱火でとろみがつくまで煮る。

豚肉のソースやサラダのドレッシングにも利用できます。

しらぬいゼリー

材料

しらぬい　2個→200ccの果汁
グラニュー糖　大さじ1
ゼラチン　4g

作り方

1. しらぬいの上の方をカットし、そこから中身を取り出す。
2. 外皮は流し型として使うのでできるだけ皮を傷つけないようにする。
3. ゼラチンは20ccの水でふかしておく。
4. 果汁を絞り、果汁と水を合わせて1カップになるようにする。
5. 鍋に果汁とグラニュー糖を入れ沸騰直前で火を止めふやかしたゼラチンを加えとかす。
6. 粗熱が取れたら皮の型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

キッチン　宮島敦子