みちおかごはん「生姜」

11月も気が付けば終わりに差し掛かり、朝晩ぐっと冷え込むようになりました。
冷え症でお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、身体を温める効果のある『しょうが』を使ったレシピをご紹介します!この冬を元気に過ごすために、毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
生姜は昔から薬効の高い食材として人々の暮らしに溶け込んできました。
独特の強い辛みはジンロゲンとショウガオールという成分によるもの。ジンロゲンには血行を促進して代謝を高め、身体を温める作用があります。そのため、風邪のひき始めや冷え性に効果的と言われています。

また生姜の皮には栄養が豊富に含まれています。ただ、皮が厚いと食感などが気になりますよね。
海外産のしょうがだと農薬などの使用も気になります。
しょうがの皮は、包丁やスプーンなどでこそげるように取り除く程度が◎。
そして、国産の生姜であれば、たわしでよく洗うと食べられるので、千切りにするのか、おろして使うなど、その時々に合わせて皮の処理を変える事がおすすめです。
次により良い使用法をご紹介致します。
生姜は、おろしたり、加熱したり、乾燥させたり、自由自在に使うことができます。
乾燥生姜は、長期保存も出来、気軽にドリンクやスープに入れることが出来ることから、とても便利で体をポカポカと暖めることが出来ます。
それでは、しょうがをたっぷり使ったおすすめレシピをご紹介します。

(生姜とネギのドレッシング)

生姜 みじん切り 40g
長ネギのみじん切り 10g
しょうゆ 大さじ2
酢 大さじ1
ごま油 大さじ1
砂糖 小さじ1/2

鶏肉、魚にも相性がよく食欲もそそりとてもオススメです。

また、普段の豚汁にひと手間を加えても、とても体の温まる物とする事が出来ます。
鍋に少量の油を引き、豚肉と生姜の千切りを炒めます。
そうする事で、お肉の臭みを消せるという事と他に、生姜に火を入れる為、より体を温める成分が活性化されます。
気軽に色々な料理とも合わせることの出来る生姜を食べこれから来る冬も体を温め元気に過ごしましょう。

(栄養士 キッチン 酒田 茉未)