みちおかごはん「新しょうが」

今年は例年より早い梅雨入りでしたが、梅雨の晴れ間の五月晴れが続いています。
暑くなると熱中症が心配です。小まめな水分補給を心がけましょう。

今回は、今が旬の「新しょうが」をご紹介致します。

一般的なしょうがよりも、繊維質が柔らかく、みずみずしいのが特徴です。血行促進や殺菌作用があり、食中毒予防にも役立ちます。
また、香りの成分であるシオネールには、疲労回復、夏バテ解消などの効果が期待されます。
　

生食でももちろん美味しくいただけますが、保存食として常備できる佃煮、甘酢漬け、梅酢漬けを作ってみました。佃煮は、おにぎりや冷奴などのトッピングに、甘酢漬けは、千切りにしてサラダのトッピングに、漬け汁はドレッシングに利用できます。梅酢漬けは、紅しょうがとしてたこ焼きやお好み焼きなどにお楽しみいただけます。

しょうがの佃煮

材料
　

新しょうが　250g
調味料
　砂糖　35g　醤油　30g
　だし汁　大さじ1
　はちみつ　大さじ1
　かつお節　6g

作り方

1. 　しょうがは皮を軽くむき、繊維に沿って長さ3cmの細千切りにして、30分程水にさらす。
2. 　鍋に、ザルで水切りしたしょうがを入れ、調味料を加え、水分がなくなるまで煮る。
3. 　火を止め、かつお節を加え混ぜる。

しょうがの甘酢漬け

材料
　

新しょうが　　200g
調味料
　酢　100cc
　水　100cc
　砂糖　大さじ4　塩　　大さじ1/2

作り方

1. 　新しょうがは皮をむき繊維に沿って薄くスライスする。
2. 　熱湯で軽く茹で、ざるに広げ、冷ます。
3. 　調味料を煮立たせ、冷めたら、絞ってつける。

しょうがの梅酢漬け

作り方

1. しょうがは、千切りにして軽く茹で、ざるに広げ冷ます。
2. 赤梅酢(市販)をひたひたに漬かるまで入れる。

料理の材料表に表記される「ひとかけ」は、親指大の大きさで目安は10gと覚えておくと便利です。　

キッチン　宮島　敦子