みちおかごはん　「春の七草」

お正月休みも終わり連日のようにコロナ感染者が増える一方で、インフルエンザもまた流行してきていますね。
油断ができない日々が続いていますが、手指の消毒など感染対策をしっかり行なっていきましょう。

さて、1月7日は春の七草の日です。
当院でも昼食時に七草粥をお出しいたします。

七草の日は、「桃の節句」や「端午の節句」などの五節句の1つ、「人日の節句」と言われています。
春の七草はせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろです。

この日に春の七草を食べることで、お正月で弱った胃腸を整え1年の無病息災を願う行事です。
そしてこれらは免疫力を高め、疲労回復に効果のあるビタミン類、胃腸の消化を助けるアミラーゼや便秘の解消に良い食物繊維が多く含まれています。

また、七草はお粥にして食べるだけでなく卵焼きやパスタに入れたりと色々な食べ方があります。
今回はお豆腐を使ったヘルシーな「チヂミ」をご紹介致します!

春の七草の豆腐チヂミ

材料

木綿豆腐　半丁(約200g)
卵　1個
米粉(または小麦粉)  大さじ2
片栗粉　大さじ2
鶏がらスープの素　小さじ1
ミックスチーズ　お好みの量
七草　1パック
サラダ油　大さじ1
ごま油
(タレ)
醤油　大さじ1
酢　大さじ1
砂糖　小さじ2
すりごま　小さじ2

作り方

1. 七草はさっと茹でたものを刻んでおく。
2. タレは全てボウルに入れ混ぜ合わせる。
3. 米粉、片栗粉、鶏がらスープの素をボウルに合わせておく。
4. そこに木綿豆腐、卵、ミックスチーズ、七草を先ほどのボウルに入れよく混ぜ、生地は20分なじませる。
5. フライパンにサラダ油を熱し、チヂミの生地を焼く。
6. 仕上げにごま油を回し入れて完成です。

春の七草を使ったアレンジレシピも楽しんでみてはいかがでしょうか。

キッチン　栄養士　田村美紅